大丸札幌店に「スゴ腕」従業員100人ポスター 大丸創業300周年記念企画で

会場にズラリと並ぶ100人ポスター

会場にズラリと並ぶ100人ポスター

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 大丸札幌店(札幌市中央区北5西4)2階吹き抜け周り特設会場に現在、「大丸・松坂屋 輝く100人ポスター」が掲示されている。

木戸口厚子さんのポスター「その首、測らせてもらいます」

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 2017年に大丸が創業300周年を迎えることを記念して、全国の大丸・松坂屋15店舗に勤務する従業員100人の輝く個性や情熱の「見える化」を目的に、ユニークなデザインのポスターを制作した。札幌店からは、スタッフ8人が選ばれた。

 「薦め上手ナンバーワン」実績を誇るという婦人用品売り場の田平啓子さんは、魔法使いの帽子をかぶった姿、首回りを採寸すれば手首や腕の長さまで分かるという紳士服売り場オーダーワイシャツ担当の木戸口厚子さんは必殺仕事人風、道内で数人しかいないというバチェラー(上級)シューフィッターの資格を持つ婦人靴売り場の神史子さんは足元から見上げるようなポーズ、宝飾外販担当で米国宝石学会公認鑑定士の資格を持つ島田太郎さんは結婚指輪を紛失したエピソードが書かれている。

 裏方で売り場を助ける役割を担う営業支援担当の畠山由美さんはスーパーマンのような姿で-4度の気温と強風の中で撮影、鮮魚売り場「北辰」の木島和哉さんは市場で魚を仕入れる様子、すし店「すし善」店長の鈴木城司さんは「スズキは、毎日が旬」と自身と素材をPR、地下1階の従業員入り口で働く警備担当の紅葉真由子さんは地下アイドル風のポーズを決める。

 同店広報担当の中井香住さんによると、1人1人インタビューしてポスターデザインを決め、今年1月に写真撮影を行ったという。

 田平さんのプロフィルには「帽子で魔法をかける」という文字も。同店開業前に入社し14年間帽子売り場を担当しているという。「まずは帽子を購入するお客さまのニーズを伺うことから。帽子が似合わないという人もいるが、似合う帽子に出合っていないだけ。年代によってかぶり方も違う」と田平さん。「北海道は若い方も年配の方も複数の帽子を持っている人が多い」とも。

 中井さんは「田平さんは普段からお客さまへの声かけを大切にするなど、従業員の見本になっている。会員カードのご案内も札幌店で一番多い」と話す。

 ポスターの店頭掲出は4月11日まで。特設サイト公開は12月27日まで。

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