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石狩・当別に氷と雪で作られたホテル出現 冬の楽しみ方提案

今年で3回目となるアイスヒルズホテル

今年で3回目となるアイスヒルズホテル

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 スウェーデンヒルズゴルフ倶楽部(くらぶ)特設会場で現在、「アイスヒルズホテルin当別」(石狩郡当別町)が期間限定オープンしている。

滞在体験棟内部のイメージ(昨年写真)

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 氷と雪で造られた建造物4棟と周辺エリアおよびゴルフ場内、レストラン棟を含んだ敷地内を会場に、氷と雪の世界の滞在体験や食、アクティビティーを楽しめる同企画。北国の冬とそこにある暮らしを「アート」と「北欧」をテーマに楽しむ新たなイベントとして2014年から開催し今年で3回目。昨年の来場者は1万2000人。今年は1万5000人を目標とする。

 滞在体験棟3棟は、それぞれ美術家の澁谷俊彦さん(札幌)、五十嵐ユースケ設計室の五十嵐ユースケさん(札幌)、糸冬工藝(こうげい)社(虻田郡倶知安町)のアーティストがインテリアデザインを担当。光と色彩をモチーフとしたデザイン、アイスヒルズの個性をプラスしたデザイン、スウェーデンや各国で経験した氷建造物経験者からのデザインアプローチなど、三者三様の作品を完成させた。

 今年初めての試みとして糸冬工藝社が担当した氷の建造作業に当別町小学校の生徒20人が参加。雪と共に暮らし、観光資源にもなる雪育プログラムを実施した。

 宿泊棟は1日3組の宿泊が可能で、日帰りバスパックと1泊・2泊滞在体験タクシーパックの2種類の滞在体験プログラムを用意。会期中の金曜・土曜はほぼ予約が埋まっている状態だという。

 レセプション棟は会場の中心となる一番大きな建物で、内部にアイスバーを設置。ホットドリンクや氷のグラスで楽しむ色鮮やかなカクテルなどのメニューを販売する。

 ゴルフ場のクラブハウスでは、創作北海道ダイニング料理を提供。昨年からメニューを一新し、札幌発・イタリアの職人が生産する「ファットリア・ビオ北海道」のナチュラルチーズや当別町の「とうべつ浅野農場」のスマイルポークなど、北海道の素材にこだわったオリジナルメニューを用意する。

 アクティビティーでは、スノーモービルランドやキャンドルワークショップも開催する。

 開催時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。入場無料。2月28日まで。

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