札幌の珍名物「リアルマリオカート」集団、今年も出没

マリオ・ルイージ・ピーチ姫・キノピオ・ヨッシーの5台で市内を走る様子

マリオ・ルイージ・ピーチ姫・キノピオ・ヨッシーの5台で市内を走る様子

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 札幌の珍名物「リアルマリオカート集団」が今シーズンも出没した。

しっかり信号待ちする「リアルマリオカート集団」

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 昨年、ツイッターの目撃情報から火がつき話題となった同集団。ツイッター上で何度も「トレンド」にランクインし、道内のローカルメディア各社に取り上げられ脚光を浴びた。昨年は冬を前に姿を消し、気温が上がり始めた現在、再び走り始めた。

 運転手はそれぞれ、マリオ、ルイージなどのコスプレ姿で、普通自動車免許で運転できる50ccの公道スポーツカート「X-Kart」に乗って走る。ヘルメットの着用義務はなく、マリオやルイージのような帽子姿でも走ることができる。

 昨年は最大4台で走行していた同集団は、今年から最大5台になりメンバー増員。マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオ、ヨッシーの5人のキャラクターが大通公園や道庁前など市内中心部を走り、すれ違った多くの通行人が歓声を上げて「リアルマリオカート」の様子を写真に収めていた。

 昨年、最初にマリオのコスチュームで走り始めたホビーショップ「模型のヨッちゃん」(札幌市北区)を営む「H」さん(37)は、「元々笑顔を増やしたい、北海道を元気にしたいという思いで始めた。昨年話題になったが、長い冬を終えて久々に走ったので新鮮な気持ち。早速今年もたくさんの笑顔を見ることができた」とよろこびを語り、「実際にはレースしているわけではないので、危険な走りは絶対にしない。目立つ分、交通安全も呼びかけたい」と。

 昨年9月、カートを購入して同集団に加わった北海道・芦別市在住の男性・青山誠司さん(40)は、「昨年道路ですれ違った姿がとても印象的だった。仲間とともに公道で走れるのは楽しいし、コスチュームに身を包めば一層楽しい」と「リアルマリオカート」の魅力を語る。

 集団メンバーは「神出鬼没だが晴れた日に市内のどこかでお会いできるはず」と話す。

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