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札幌・平岸にラーメン店「よしず」-スープは白湯・清湯で無化調に

「麺肴 よしず」の外観

「麺肴 よしず」の外観

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 札幌・平岸街道沿いにラーメン店「麺肴(めんこう) よしず」(札幌市豊平区平岸2条3、TEL 011-823-8442)がオープンし2カ月がたった。

動物系のスープに魚介を合わせクリーミーに仕上げたという白湯(パイタン)の「しょうゆ麺コクにごり」

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 オープンのきっかけは、「食べ歩きが趣味」という店主の鷹田さんが、長野のラーメン店「ひづき」の味を知り、「初めて自分で作りたいと思ったラーメンに出会った」ことから。同店で修行した後、地元・札幌で自店のオープンにこぎ着けた。店舗面積は8坪で、席数はカウンター8席、テーブル7席の計15席。店内は白、黒、茶を基調に明るい雰囲気に仕上げた。

スープは、動物系のスープに魚介を合わせクリーミーに仕上げたという白湯(パイタン)、油分を取り除き魚介を加えた「あっさり系」の清湯(チンタン)、白湯と清湯を組み合わせた3種。麺は、群馬の「小林製麺」から取り寄せた低加水の麺。「スープとの絡みを考え、みそやつけ麺には太麺、しょうゆや塩にはのど越しやうま味のバランスを意識した細麺を使う」と鷹田さん。ラーメンは全て無化調に仕上げた。

 主なメニューは、白湯の「しょうゆ麺コクにごり」(730円)、清湯の「しょうゆ麺あっさり」(650円)、白湯と清湯の組み合わせた「潮ラー麺」、長野の醸造で作った田舎みそと信州みそを使い「赤と白の軽めの麹(こうじ)みそをバランスよく組み合わせた」という「みそラー麺」(以上750円)、「潮つけ麺」「しょうゆつけ麺」「みそつけ麺」、自家製チーマージャン、ザージャン、ラー油の「担々つけ麺」(以上830円)など。

 「客層はファミリーからお1人まで老若男女幅広く、近隣の方が足を運んでくれることが多い」と鷹田さん。「札幌ラーメンの良いところ、自分が学んだラーメン文化の良いところ、さまざまな良いところを取り入れ札幌の食文化を広げるとともに、お客さまに満足してもらえる一杯を提供したい」とも。

 営業時間は11時~15時、17時30分~23時。月曜定休。駐車場3台。

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