北海道の観光タクシー「乗務員認定制度」愛称公募-満足度向上へ

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 北海道観光振興機構(札幌市中央区北4条西4)は現在、北海道の「観光タクシー乗務員認定制度」の愛称を公募している。

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 タクシーの利用率と観光客の満足度の向上を目指し、来年4月に導入される同制度。観光知識や接客マナーに対する専門的な試験や研修を実施し「観光タクシー乗務員」として認定することで「乗客に、きめ細やかなサービスで観光ガイドができるタクシー乗務員との触れあいを楽しんでもらう」のが目的。

 同制度はモデル地域として札幌圏で先行スタートし、将来的には函館・旭川・釧路などの北海道全域でも展開していく予定だという。

 制度の愛称イメージは、「おもてなしの心を持って北海道の観光ガイドをするタクシーのイメージにふさわしいもの」「親しみやすく覚えやすいもの」「観光客が観光タクシーに乗りたくなるようなもの」。ネーミング例には、長野県の「さわやか信州観光ガイドタクシー」や沖縄県の「ちゅら島沖縄観光タクシー」などがある。採用された愛称は、観光タクシーのロゴマーク(現在作成中)と併せて使用する。

 最優秀賞にはタクシークーポン券(北海道内のみ使用可)3万円分を贈るほか、副賞には札幌タクシー観光のサービスを提供する。

 「札幌にはすでに民間の観光タクシーが存在しているが、今回の制度を設けることでより質の高い乗務員を育て、道外の観光客の方から『北海道のタクシーっていいね』と思っていただけるようになれば」と同機構観光タクシー担当の越智さん。「今回の企画を通じて観光タクシーというものをただ認知してもらうだけでなく、札幌市民の皆さんに観光客を受け入れるつもりで応募していただければ」とも。

 応募締め切りは8月5日まで。採用作品は9月上旬に同機構ホームページで発表予定。応募方法はサイトで確認できる。

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