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札幌のサイクルシェア、今シーズンの営業スタート 外国観光客利用を強化

出発式の後、担当エリアへ向かうスタッフ

出発式の後、担当エリアへ向かうスタッフ

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 札幌市内で展開するサイクルシェアサービス「ポロクル」が4月25日、今シーズンの営業を開始した。

出発前の打ち合わせをするスタッフら

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 営業初日、ポロクルサポートセンター(札幌市中央区南1西11)で行われた出発式に6人のスタッフが参加。打ち合わせ後にそれぞれが担当するエリアへ向かった。

 今年は観光利用の増大を目標に掲げ、ポロクルお薦めコースを盛り込んだサイクリングマップを3万部作成し観光案内所やホテルで配布する。会員登録などを行うポロクルカウンター(中央区)では外国人観光客への利用を広げるため、英語が話せるスタッフを置くほか英語のサイクリングマップも用意。4月7日にオープンした外国人観光客向けの観光案内所「北海道ツーリストインフォメーションセンター札幌狸(たぬき)小路」(中央区)とも連携して、観光客へのサービスを強化する。

 6年目を迎える同サービスの昨年の利用回数は9万5000件超、昨年7月の利用登録者数は1万人を突破している。観光目的の利用は2014年比で1.2倍だったという。今年は専用ポート42カ所、専用自転車350台の体制で営業する。

 利用時間は7時30分~21時。1日パス申し込みは、「北海道さっぽろ観光案内所」「北海道ツーリストインフォメーションセンター札幌狸小路」ほか市内ホテルで受け付ける。1回(30分)プラン、1カ月プラン(1回30分で無制限)はパソコン、スマートフォンから登録できる。料金は1回プラン=108円、1日パス=1,080円、15時パス=540円(ポロクルカウンター限定販売)、1カ月プラン=1,620円。10月31日まで。

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