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札幌に鶏料理店「峠の鶏小屋」-函館の行列店が札幌で営業再開

ホタテの貝柱とだし入りで名物の卵焼き

ホタテの貝柱とだし入りで名物の卵焼き

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 札幌・北34条駅近くに8月8日、鶏料理店「峠の鶏小屋」(札幌市北区北33西3、TEL 011-815-1708)がオープンした。

関西風の和風だしで柔らかく煮込んだ鶏肉定食

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 同店は2002年、函館近郊・七飯町の峠下に店舗面積わずか1坪の卵焼き専門店としてオープン。当時口コミで話題となり、行列や品切れで買えないほどの人気となったが、養鶏場で飼育していた卵の供給が追いつかなくなり、2004年に札幌に移転し一時閉店。その後、インターネットでの商品販売や「ピザハット」(東京都渋谷区)へ商品提供、催事への出店などで商品を展開。今回は数年ぶりに実店舗を開いた。

 店舗面積は約10坪。店主・岩渕さんの和食板前歴30年のキャリアを生かし、卵焼きだけでなく、鶏肉を使った定食も提供する。北海道産食材をメーンに、道内産の赤卵や「ゆめぴりか」、旬の新米を使うなど素材にこだわるという。

 主なメニューは、関西風の和風だしで柔らかく煮込んだ鶏肉と京都の会席料理「瓢亭玉子」風など盛り付けた「鶏肉定食」「鶏肉弁当」(以上600円)、「鶏丼 和風味」(550円)、「とりそぼろ弁当」(450円)などの定食メニューのほか、ホタテの貝柱とだしを使った「卵焼きスティック」(150円)、「卵焼き」(小=450円、大=900円)、「鶏なめ茸(たけ)」(400円)、「和食板前だった当時人気だった」という「さつまいもチップ」(200円)なども用意する。

 岩渕さんは「メニューは少ないが、いいものを提供したい。まずは一度足を運んで当店の味を知っていただければ」と話す。

 営業時間は11時~19時。

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