食べる

サッポロファクトリーにフランス料理店「ラ・ブリック」-ワインショップ併設

「La Brique(ラ・ブリック)」の外観

「La Brique(ラ・ブリック)」の外観

  • 0

  •  

 札幌・サッポロファクトリー レンガ館(札幌市中央区北2条東4)に4月29日、北海道フレンチをテーマにしたフランス料理店「La Brique(ラ・ブリック)」(TEL 011-206-8129)がオープンした。

店内の様子

[広告]

 札幌ワインスクール(同)や楽天ショップ「札幌ワインショップ」などを手がける中村プロモーション代表で、日本ソムリエ協会認定シニアワインアドバイザーの中村雅人さんが、すすきのの人気フランス料理店「LE VENTER(ル・ヴァンテール)」(南3条西2)の姉妹店としてオープンした同店。ワインショップ「カーブ・ド・ブリック」(同)を併設し、購入したワインをラ・ブリックに持ち込むこともできる。

 店舗面積は約60坪(ワインショップを含めて141坪)。席数は、カウンター8席、個室8席、テーブル席32席の計48席。内装を手掛けたのはアトリエテンマ(北7条西19)で、1876(明治9)年から積み上げられたレンガの風合いを生かし、床は大理石、天井にはスワロフスキーのシャンデリアをあしらうなど、「重厚かつ洗練された雰囲気」に仕上げた。

 ナイフやフォーク、スプーンなどのカトラリーは「クリストフ・ウィドマン」、皿はリモージュの「ベルナルド」、グラスはオーストリアの「リーデル」のものを使うなど、「テーブルセッティングにはかなりこだわっている」と中村さん。スタッフは、ル・ヴァンテールから派遣されたスタッフのほか、札幌市内のレストランやホテルから中村さんが選抜したスタッフを招いた。

 オープンから約1カ月半。主な客層は7~8割が女性で、30~50代が中心。中村さんは「ル・ヴァンテールのファンの方も来てくれているほか、カジュアルな価格設定にしてあるので、『これまでル・ヴァンテールは高くて行けなかった』という方にも来ていただけている」と話す。

 北海道食材にこだわったメニューをそろえる同店。ル・ヴァンテールのスーシェフから料理長となった西田庄悟さんが手掛ける主なメニューは、「平飼い有精卵と新鮮野菜のサラダ」(980円)、「滝川産 カモ肉のテリーヌ ポルト酒のジュレ」(1,580円)、「グリーンアスパラガスと大粒ホタテのグリル」(1,680円)、「季節のポタージュ」(880円)などのオードブルほか、メーンは、「十勝 藤田鶏モモ肉のグリル焼き」(1,980円)、「イベリコ豚のロティ ニンニクとタイム風味」(2,280円)「蝦夷短角牛のグリル焼き」「足寄石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊のロティ」(以上3,800円)などをそろえる。コースは、ランチ=2,480円~、ディナー=3,800円~。

 中村さんの「おすすめ」は、中村プロモーション系列店共通の「北の鮮魚とタラバガニのクネル」(1,980円)。

 ドリンクは、グラスワイン(シャンパーニュ=900円~、赤・白=800円~)、サッポロクラシック(600円)、キールロワイヤル(1,100円)、キール(900円)、ソフトドリンク(500円~)、コーヒー(500円)など。併設するワインショップからの持ち込みは、1人700円のグラス料金が必要。

 「少しぜいたくな時間を楽しみながら、ワインとフランス料理の魅力を味わってほしい」と中村さん。「ノーチャージでワインバー使いもできるので、『本物で過ごす時間』というものをもっと多くの方に知っていただければ」とも。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。ワインショップの営業時間は11時~20時。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース