科学体験イベント「サイエンスフェスタ2024」が12月14日・15日、札幌駅前通地下歩行空間（チカホ、札幌市中央区北1西）で開催される。

昨年開催時の様子

　サイエンスフェスタは、科学技術に対する興味を子どもたちから引き出し、新たな学びや気付きを生む機会を提供するという科学体験イベント。北海道大学生の活動や研究成果が社会に還元されているところを道民にアピールする。

　今年で3回目の開催となる今回のテーマは「共創」。各種企画は自治体、企業、高校などと連携して行う。両日は、SDGsをテーマとしたサイエンス・ワークショップや、小学生から大学院生、若手研究者らが自身の活動の成果やサイエンスによる未来の可能性について発表するステージイベントなどのプログラムを展開。イベント限定の記念品やノベルティーを進呈する抽選会も開く。

　同イベントの中心企画「研究成果でSDGsに貢献する発表会」では、通常は学会や研究会で自身の研究成果を発表している同大の大学院生が、一般の人にも理解しやすいようにまとめたポスターを使う。

　同大大学院教育改革推進室の江澤海さんは「道民へのアピールとともに次世代を担う小・中・高校生にサイエンスに興味を持ってもらい、新たな学びを生む機会になれば。幅広い世代の人に楽しんでもらえるコンテンツを用意しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。

　開催時間はプログラムにより異なる。参加無料。

　写真提供＝北海道大学