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札幌のIT企業がカフェに テレワーク化したオフィスを有効活用

提供料理イメージ

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 cafee19(カフェ塾)(札幌市中央区大通西13)が1月19日、オープンした。

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 運営する札幌のIT企業b19は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、テレワーク化を行った。同店は出勤者がいなくなった社内をカフェに変更。配管設備や厨房設備を新設し、カフェ&バーとして一般利用可能な店舗として営業する。健康食の提供と社会貢献を行い、地域の人々がさまざまな取り組みを実験できる店舗を目指す。

 同店では素材・野菜・調味料などできる限り自然食を利用し、発酵調味料などを組み合わせ「美容・健康・免疫獲得」が可能となる「体で感じるオーガニック」をモットーに料理とサービスの提供を行う。Web制作を得意とする同社の撮影実績や経験などからSNS投稿に適した店内レイアウトや盛り付けなどの工夫を凝らしたという。このほか、オフィスであった名残から複合機、70インチのタッチパネル式電子黒板、動画配信機材など最新設備を利用した会議・セミナーでの利用も想定する。

 同店開店前にはコロナ禍における緊急地域救済プロジェクトとして、医療機関が多い周辺立地を生かし、医療関係者が安心して仕事に従事できるよう、「子ども食堂」と「子どもの居場所」として、クリスマスや年末年始を含めて冬休み期間中は小学生限定で無料開放を行った。同店開店後も毎週水曜と土曜は同プロジェクトを継続する。

 新型コロナウイルス感染症対策として、入店時には機械体温チェックを実施、座席の間隔を空ける、収容人数の50%での営業、定期的な換気、従業員のマスク着用、衛生管理・アルコール除菌などを実施する。

 営業時間は、11時~16時(カウンター利用時はチャージ200円)、18時~(カウンター利用時はチャージ1,800円)。

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