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札幌で「まじめパン祭り」 福祉施設で製造したパンずらり

作業風景

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 札幌市補助事業の「元気ショップいこ~る」(札幌市北区北6西4)で6月24日から、「まじめパン祭り」が開催される。

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 「元気ショップいこ~る」は札幌市手をつなぐ育成会が運営する、障がいを有する人々の手作り作品を展示・販売する常設店。コーヒー、紅茶、クッキーなどの食品からせっけん、入浴剤などの日用品、陶器、ガラス製品、革製品まで5000点近くを販売する。

 同祭りは今年30周年を迎えた同店でパンをテーマに開催。パン作り福祉事業所が集まり、パンを販売する。参加予定の事業所は「きぼうの森」、パン工房ひかり(いずれも全日程)、手作りパンあぐり(25日・27日)、パン菓子工房バーケリー(26日・27日)、ベーカリーサンライズ(24日)で、札幌市だけでなく、石狩市、北広島市、岩内町からも参加する。このほか特別参加店の予定も。

 Mental-Consul代表の相内雄介さんは「本イベントの訴求点は、福祉のものづくりの価値。『福祉なのにおいしい』ではなく、『福祉だからおいしい』ということを感じてほしい。まじめパン祭りに並んでいるパンは、『授産製品』ではなく全て価値ある『商品』。福祉のものづくりだからこそ生み出せる価値がある、ということを知ってもらうためのきっかけとして、『まじめパン』を食べて『価値』を体感してほしい」と話す。 

 開催時間は9時~20時。今月27日まで。

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