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札幌で知的障がい児と芸術家コラボアート展 新たな社会参加の機会提供

江別の施設で作品づくりをしているけみ芥見さんと子どもたち

江別の施設で作品づくりをしているけみ芥見さんと子どもたち

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 芸術家のけみ芥見(あくたみ)さんと知的障がい児が共同で制作した絵画を展示する「DAC札幌デザイヤアート展」が7月19日、シャンテ札幌2F・ゴルフウエアブランド「RUSSELUNO」(札幌市中央区南1西1)店舗スペースで開催される。

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 「DAC」はデザイアアートカンパニーの頭文字を取った呼び名。けみさんが全国8カ所の施設を回り、子どもたちと一緒に絵を描いて作品を完成させ、各地で展示会を開いている。

 今回は江別の施設の子どもたちと作成した作品11点と、名古屋・東京、大阪、熊本の子どもの作品4点の計15点を展示する。江別の施設には昨年1回、今年2回訪問し、今回初めて札幌で展示会を開くことになったという。

 作品は年間契約でレンタルし、月額5,000円のうち3,000円を奨学金として絵を描いた子どもの家族へ届けており、2016年は105万円、2017年は130万円を届けた実績を持つ。障害児とアートという障がい児の新たな社会参加の形を提供している。

 けみさんは「健常者とは違う感性の世界が広がる作品ばかり。『障がい児の可能性』『人間の脳の可能性』を考えさせられる。不思議なアートのエネルギーをぜひ見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時。入場無料。今月22日まで。

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