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ライジングサンロックフェス2017閉幕 北海道の夏を締めくくる

夜のステージで盛り上がる観客たち

夜のステージで盛り上がる観客たち

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 「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO」が8月11・12日、開催された。主催は「WESS」(札幌市西区二十四軒4条5)。今年で19回目の同イベントは、計72,000人を動員し、無事閉幕した。

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 初登場の「B'z」、「久保田利伸」、「Suchmos」などの大型アーティストのラインナップが話題になり、総勢約100組のアーティストが出演して会場を盛り上げた。

 イベント序盤に登場したB'zの稲葉さんはライブ途中に何度も「ライジングサン」と叫び、その度に観客が歓喜の声をあげるなどして盛り上がった。

 雨予報にも関わらず我慢し続けていた雨も、初日の夜に降り始め会場は水浸しになり、会場のところどころに泥の水たまりができ、観客の靴がドロドロになる場面もあった。野外フェスに慣れているファンは長靴を持参し事なきを得たが、スニーカーなどを履いているファンは、水溜りを避けて歩いてたものの、夜になると足元の状況も見えず、諦めたように泥だらけになって会場を移動した。ファンたちは「これも野外フェスの醍醐味」と楽しむ余裕を見せていた。

 2日目に登場した久保田利伸さんは「LA・LA・LA LOVE SONG」で一気に会場を盛り上げた。中盤に「この大地が産んだ曲です」と松山千春さんの「大空と大地の中で」をカバー。とてもフレンドリーな雰囲気で「これがライジングサンか!」と話し、「これまで多くのアーティスト仲間に『ライジングサンは気持ちいいよ』などと噂を聞いていた」というエピソードを披露した。

 本イベントの最終ステージはメーンステージ「SUN STAGE」に「くるり」が登場し「鹿児島おはら節」「虹」「WORLD’S END SUPERNOVA」「ばらの花」などを歌い上げた。ボーカルの岸田さんが「お空が明けてまいりました」と言うと会場のファンは空を見上げ、本イベントの終了が迫っていることを感じ、最後の力を振り絞るようにして次曲「太陽のブルース」に盛り上がる。「Liberty&Gravity」で締めくくるも会場の拍手は鳴り止まず、アンコールの「ロックンロール」で本イベント全てのプログラムを締めくくった。

20回目のRISING SUN ROCK FESTIVAL2018は、来年8月10日・11日に開催される予定。

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