夏フェス「ジョインアライブ」閉幕-123組出演、3万2600人動員

「ROSE STAGE」会場の様子(撮影=江尻拓也)

「ROSE STAGE」会場の様子(撮影=江尻拓也)

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 北海道最大級の夏フェス「JOIN ALIVE 2013」が7月28日、閉幕した。

夜の会場の様子

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 「いわみざわ公園」内の「野外音楽堂 キタオン」、遊園地「北海道グリーンランド」に設けた4つのステージでライブを繰り広げる同フェス。2010年の初開催から今年で4回目。年々規模を拡大し、今年は「全国でも例がない」という2週にわたる、計4日間(7月20 日・21日・27 日・28 日)の日程で開催された。

 1日目の「FUTURE FLOWER」ステージに出演した「浅井健一 & Bad Teacher Kill Club」は、最新アルバム「PIL」の「見た事もない鳥」からライブをスタート。「WAY」「危険すぎる」など浅井健一さんのソロ活動時の楽曲や、浅井さんが1990年~2000年の間に活動していたバンド「BLANKEY JET CITY」の楽曲「赤いタンバリン」「ガソリンの揺れかた」「SALINGER」、活動休止中のバンド「JUDE(ユダ)」の楽曲「DEVIL」などさまざまな曲でライブを盛り上げた。

 2日目は、YUIさんの新バンド「FLOWER FLOWER」や実力派のポストロックバンド「toe」らが出演しライブを繰り広げた。「VELVET CIRCUS」に出演した「クラムボン」は、突然の訃報により出演できなくなった「bloodthirsty butchers・吉村秀樹さんに捧げる」と「バイタルサイン」の演奏を行った。トリの「サカナクション」が演奏とレーザーを使った演出などで会場を盛り上げた。

 3日目は、元格闘家の須藤元気さん率いるパフォーマンス集団「WORLD ORDER」のステージで幕を開けた。今年の秋にメジャーデビュー、ワンマンライブが決まったMO’SOME TONEBENDERの百々和宏さん、凛として時雨の345さん、L’Arc~en~Cielのyukihiroさんの新バンド「geek sleep sheep」、海外アーティストのGRAY CLARK Jr.、「ミラクルを起こす」と叫んで多くの観客が輪となり踊ったサンボマスターのステージなど、「熱演」が繰り広げられた。

 最終日の4日目は、アイドル「でんぱ組inc.」のステージや「東京カランコロン」初となる北海道の野外フェス、MIYAVIさん2年ぶりとなる同フェスへの出演、真心ブラザーズ、曽我部恵一BANDら往年の人気ロックバンドらが会場を盛り上げた。ラストを飾った「SEKAI NO OWARI」は「スターライトパレード」からライブをスタート。炎を使った演出やレーザーでステージや会場後方の木々を照らすアーティスティックなステージで観客を盛り上げた。アンコールを受け、「Fight Music」「インスタントラジオ」を披露し幕を閉じた。

 今年は計123組のアーティストが出演。来場者数は、1日目=9200人、2日目=9600人、3日目・4日目=各7000人の計3万2600人。フェスならではのミュージシャンやロックバンドだけでなく、海外アーティストの出演、新人アーティストのステージも多く見られた。公式サイトや同フェスのフェイスブックページでは、会場の様子を写した写真ギャラリー、一般社団法人日本音楽制作者連盟が運営するウェブサイト「NEXUS」ではライブレポートなどが公開されている。

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