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「もりもと」が道産小豆「きたろまん」使った和菓子-道総研と共同開発

「冷やしあずき きたろまん」

「冷やしあずき きたろまん」

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 菓子製造販売の「もりもと」(千歳市、TEL 0120-24-4181)が6月14日、地方独立行政法人「北海道立総合研究機構(以下、道総研)」と共同開発した北海道産小豆を使った期間限定スイーツ「冷やしあずき きたろまん」を発売した。

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 「きたろまん」は2005年に北海道立農業試験場(現、道総研)が開発・登録した新品種の小豆。従来の小豆に比べて粒が大きく、ポリフェノールの含有量が高いことなどが特徴。同品種の認知向上を目的に道総研がもりもとに協力を呼び掛け、商品開発を行った。

 もりもとでは、どら焼きや水ようかんなどに北海道産の小豆「エリモショウズ」を使っているが、今回新たに同品種を使うに当たり和菓子職人と試行錯誤し、1年かけて同商品を作り上げた。「きたろまん本来の味を生かせるように」と甘さを控え目にし、大粒の食感なども味わえるようぜんざい風の和菓子に仕上げた。餡(あん)は「名水100選」に選ばれた「支笏の伏流水」を使い職人手作りで炊き上げるなど北海道産にこだわる。

 もりもと広報担当の島崎さんは「夏にぴったりの涼しげな和菓子。商品とともに『きたろまん』の魅力を伝え、北海道産小豆の普及につなげたい」と話す。

 価格は160円。「新千歳空港店」「大丸札幌店」を除く直営店24店で7月中旬まで販売予定。

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