スターバックス、北海道進出10周年-札幌パルコ店で記念イベント

トークセッションに登場したスターバックスコーヒージャパンの関根純社長(中央右)、高田秋さん(中央左)、KENさん(中央右)

トークセッションに登場したスターバックスコーヒージャパンの関根純社長(中央右)、高田秋さん(中央左)、KENさん(中央右)

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 スターバックスコーヒージャパン(本社=東京都渋谷区)が10月21日、北海道進出10 周年を記念してスターバックス札幌パルコ店(札幌市中央区南1条西3)で記念イベントを行った。

スターバックス札幌パルコ店で行われた記念イベントの様子

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 1971年、アメリカ・シアトルで誕生した同社は今年で創業40周年。1996年、東京・銀座に日本1号店をオープンしてから15周年を迎える。2001年4月には、北海道1号店となる「札幌パルコ店」をオープンし、現在、北海道内で21店舗を展開する。

 当日は、同社社長の関根純さんが「北海道はコーヒー好きな方が多く、コーヒーの文化が根付いている。特に札幌はコンパクトな地域内にコーヒー専門店が多く競合も多い。その中で10周年を迎えることができ、札幌の方々には大変感謝している」と謝辞を述べた。

 その後、北海道にゆかりのあるゲストによるトークセッションやミュージックライブなどを展開。トークセッションには関根さんのほか、北海道江別市出身でACジャパンの北海道限定CM「見方を変えよう」で話題になったモデルの高田秋(しゅう)さん、札幌を拠点に活動する「Q-CONTROL」(西区)のクリエーティブディレクター・KENさんが出演した。

 「子どものころからスタバのコーヒーを手にしている女性に『すてきな女性』というイメージを持っていた。今ではレッスンや勉強などを反省するときに、心を落ち着かせるくつろぎの場として愛用している」と高田さん。

 「スターバックスへの要望」を問われたKENさんは「自然や緑など憩いの場が多い北海道・札幌で人が集まる場所といえば大通公園。スターバックスのカラーも緑なので大通公園店をオープンしてみては」と独自のアイデアを披露。関根さんは「ちょうど福岡の公園に環境への負荷低減をコンセプトにした新しいタイプの店舗を展開している。お客さまのアイデアは非常に重要なので、ぜひ検討したい」と語った。

 さらに、北海道稚内市出身の兄弟アコースティックユニット「SE-NO(セーノ)」の兄・蝦名摩守仁(ますじ)さんと弟・摩守俊(ますとし)さんが北海道をイメージした曲を披露。「私たちも結成から10周年を迎える。自分たちもスタバと同じく節目の年を迎えたので、今後も頑張っていきたい」と意気込んだ。

 「地方都市は車社会。今年10月にはドライブスルーの札幌美園店をオープンするので、その方向にも力を入れていきたい。当社はまだ15年の会社で、まだまだ勢いだけの子どもと言ってもいい。今後は勢いだけではなく、健全な大人になれるようにしっかりと力をつけていきたい」と抱負を語った。

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