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札幌・狸小路近くに野菜料理メーンのビストロ-飲食店と農家が共同経営

「Bistro 25 vingt-cing(ビストロ ヴァン・サンク)」の外観

「Bistro 25 vingt-cing(ビストロ ヴァン・サンク)」の外観

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 札幌・狸小路近くに5月25日、自然農園の野菜料理をメーンにしたフレンチレストラン「Bistro 25 vingt-cing(ビストロ ヴァン・サンク)」(札幌市中央区南2条西5、TEL 011-596-8725)がオープンした。経営は「F&R Link」(北12条西23)。

自然農園の野菜を使った「野菜たっぷりのチーズリゾット」

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 店舗面積は約25坪。席数は、カウンター4席、テーブル席34席の計38席。「農園・農業と飲食店を結ぶ」をコンセプトに、飲食店経験者や料理人、ソムリエ、農家出身者らが発起人となり設立した同社。社名は「farm」の「F」と「restaurant」の「R」から取り、店名は「わかりやすく耳に残るように」と、住所となる「2条5丁目」から名付けた。

 「農家と提携して産地直送の野菜を提供する店はよくあるが、当店は農家との共同経営なので『誰がいつ収穫した野菜なのか』が明確で、単なる取引業者以上の信頼できる野菜を提供できる」と同社取締役兼店主の伊藤勝規(かつのり)さん。「スーパーなどでは販売しない多少形のいびつな野菜でも質的には全く問題ない。信頼できる農家が心を込めて作った野菜なので、それをしっかりと使いこなすことが重要」

 内装は、農園をイメージした茶色と緑色をベースに配色。スタッフのユニホームやコックのエプロンなどにも緑色をあしらい、壁面には同店が共同経営する農園の写真などをディスプレーする。

 伊藤さんの「おすすめ」は、季節の旬な野菜で作る「ガーデンサラダ」(520円)や「農園ラタトゥイユ」(400円)、「当別農園にんにくのバーニャカウダー」(980円)、「いろいろ野菜のオーブン焼き」(500円)、「野菜たっぷりのチーズリゾット」(720円)などの野菜料理。

 そのほかのメニューは、店でスモークした鶏レバーをオイル煮した「自家製スモークレバーのコンフィ」「砂肝のコンフィ」(以上480円)、「トリッパのトマト煮込み」(550円)、「野菜とエビのフリット」(600円)、ビストロの定番・田舎風パテ「パテドカンパーニュ」「イカの軽い墨煮 本橋さんちのお米添え」「ツブとナッツのくるみ油ソテー ルッコラのサラダ仕立て」(以上680円)など。毎月25日は「ヴァンサンクデー」とし、当日限りのセットメニューも用意する。

 ドリンクは、本日の赤ワイン(400円~)、サッポロクラシック、スパークリングワイン、カクテル各種(以上500円)、ソフトドリンク各種(300円~)など。そのほか、ソムリエを中心にスタッフ自ら選んだ約100種類のボトルワインをリーズナブルな価格で提供する。

 オープンから2カ月がたった。ランチタイムはほぼ満席で、ディナータイムも安定した来客があるという。主な客層は20代後半~50・60代の女性が7~8割。女性の1人客も多いという。

 「料理には野菜が不可欠。肉料理であっても、ソースや目に見えないところで野菜が使われている。野菜の重要性を知ってほしい」と伊藤さん。「『フレンチ』というと、どうしても敷居が高いイメージがあるが、当店はビストロをイメージした店なので気軽に足を運んでいただければ」とも。

 今後については、「店の業態がバールであれ居酒屋であれ、『安心・安全の野菜』をレストランがつなげていけるように、同様のコンセプトで次の業態も展開していきたい。例えば、同じトマトであっても、それぞれの店で違った楽しみ方ができるように、幅広い事業展開をしていければ」と意気込みを見せる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~24時(日曜・祝日は23時まで)。

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