札幌アリアンス・フランセーズでアジア人アーティストらの写真展

パリの小さなギャラリーをイメージした校内のギャラリースペースに展示された作品。

パリの小さなギャラリーをイメージした校内のギャラリースペースに展示された作品。

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 フランス語学校を運営する機関、札幌アリアンス・フランセーズ(札幌市中央区南2西5)は5月15日~6月9日、日本の「渡辺博史・佐々木秀明写真展」を行う。

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 同機関は世界中に1,000以上の拠点を持ち、日本国内のフランス関連機関と連携しさまざまな活動を行っている。フランス語学校を運営するほか、音楽や造形美術、講演会など文化活動や校内のギャラリースペースで年間約10回展覧会も行っている。同展は、創設20周年記念に企画されたシリーズ「アーティストが見たアジア」の一つで、これまでに行われたマレーシア・台湾・シンガポールに続く4回目。同機関が設置されているアジア諸国のアーティスト作品を1月~11月に全8回展示する。

 同展では、ロサンゼルスを拠点に活動し、世界各地の風景、肖像を中心とした作品を欧米の写真誌などに発表する渡辺博史さんの、日本の昔からある伝統などを被写体とした作品と、現在、札幌で活躍する佐々木秀明さんの札幌近郊の住宅地や工場・田園・海辺などの風景を撮影した作品を展示している。

 同展開催後は、「フィリピンの布と20世紀初頭のポストカード展」(6月12日~7月19日)、韓国の「クー・ボン・チャン写真展」(7月31日~9月1日)、東南アジアの「マルシアル・クードレット写真展」(9月19日~10月13日)、インドネシアの「ヨガ・ラハルジャ・ジャワ舞踊写真展」(10月30日~11月24日)を予定している。

 同ギャラリーは大通駅からも近く、「買い物のついででも、異国の文化に興味のある人に見てほしい」とクリストフ・バゴノ院長は話している。

 開館時間は、月曜~金曜=10時~19時、土曜=10時~18時。日曜・祝日閉館。観覧無料。

アリアンス・フランセーズ

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